2017年2月、日本中が待ち望んでいた『相棒』劇場版が帰ってくる!
     前作『相棒-劇場版Ⅲ-』の公開から約3年、視聴者からの圧倒的な支持は不変ながら、ここにきて大きな転換期を迎えている水谷豊主演の超人気テレビシリーズ『相棒』。テレビシリーズ放送時期の劇場公開としては『-劇場版Ⅱ-』以来となる本作『相棒-劇場版Ⅳ-首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』には、『season14』から杉下右京の“相棒”となった冠城亘(反町隆史)と共に、シリーズの新たなキーパーソンである社美彌子(仲間由紀恵)、虎視眈々と復権を狙う警察庁の甲斐峯秋(石坂浩二)、相変わらず特命係と強い絆でつながっている“元相棒”神戸尊(及川光博)、現在は警察学校で教官を務めている“元鑑識”米沢守(六角精児)ら人気キャラクターが総集結している。
     そんな『相棒』オールスターズの面々が立ち向かうのは、これまで特命係が関わってきた事件の中でも比類のない難敵となるミステリアスな国際犯罪組織。7年前に英国で起こった集団毒殺事件と少女誘拐、日本国内に秘密裡に持ち込まれた化学物質、そして東京のど真ん中で行われる世界的なスポーツ大会の凱旋パレード。それらの点と点と点を、杉下右京が持ち前の推理と洞察力によって線で結んだ時、深い愛が生み出した『相棒』史上最も壮大で悲痛なクライマックスがおとずれる——。
     特命係を事件の驚くべき深層へと導くことになる国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウを演じるのは鹿賀丈史、犯罪組織を率いる謎の“黒衣の男”を演じるのは北村一輝。誘拐された少女を演じるのは今回劇場版ヒロインに大抜擢となった山口まゆ。監督を務めるのは『相棒』テレビシリーズで長年敏腕を振るい、『探偵はBARにいる』シリーズ、『相棒シリーズ X DAY』を筆頭に映画界でも大活躍中の橋本一。脚本は『相棒』特有の硬質な世界観に女性的な柔らかい視点をもたらし、『相棒』テレビシリーズにおいて屈指のストーリーテラーとしての評価を確立してきた太田愛。これまでの『相棒』劇場版を超えるスケール感に加えて、第一級のクライムストーリーと呼ぶにふさわしいサスペンスフルな展開と、エモーショナルなラストシーンが待ち受けている『相棒-劇場版Ⅳ-』。『相棒』の新しい歴史が、ここから始まる!